青森県のリンゴ。
2018年、黒星病が激発蔓延して、壊滅的な打撃を受けているようである。
2年前に発見されたDMI剤への耐性菌が全県に拡大している。
2018年、長野県でも耐性菌が発見された。
りんご産地の存亡にかかわる病害菌である。
フィリピンのバナナの新パナナ病と同じようなケースである。
黒星病に犯されたリンゴがスーパーに並んでいる。
・・・ということは、この果実の流通は、日本全土に短時間の間に生息することを意味している。
現在、この耐性菌に効く農薬は開発されていない。
この病原菌は、落葉した枯れ落ち葉で越冬するから、リンゴ園から枯れおり葉を全て除去することは、
ほとんど不可能なことから、根絶は絶望的なまでに難しい・・・。
この黒星病は、バラ栽培では・・最も重要な病害とされてきた。
一度発生すれば、ほとんど根絶できないからである。
このバラの黒星病。
SmartMax GreatRayの土壌散布、葉面散布で劇的に発生しない。
MOG-A1菌によって、糸状菌である黒星病菌が休眠するからである。
この実証例を「リンゴ栽培」に行えば、リンゴの黒星病菌を休眠させることが出来るかもしれない。
黒星病が目覚める前の早春にSmartMax GreatRay30倍液を圃場地面、枝、幹に散布。
圃場の地面をMOG-A1で支配すればよい。
ダメでもともと、やってみることである。
おそらく、アレコレ言っても・・・SmartMax GreatRayよりないかもしれない。
りんごは県の防除暦にしたがって農薬散布が行なわれるが・・・・
県の研究所の研究が後手後手に回っているので、
2019年も・・・黒星病が更に蔓延すると予想される・・・
「青森」「長野」からリンゴが消える日。
そういうことが現実にあり得るかもしれない・・・。
効く農薬が無いのだから・・・。
右写真説明
写真上
ラン菌MOG-A菌が(MOG-A1菌ではない)生息している
ペレポスト2号ゴールドで10年、完全無農薬栽培しているバラ。
5月から9月は・・・ほとんど毎日夕方葉の上から自動灌水。
こういう灌水では、バラはベト病、黒星病でぜんめつする。
しかし、ペレポスト栽培では、ハウス内に病害菌が生息していないから病気にならない。
このハウス内は、ラン菌MOG-A菌が優占支配している。
葉の表面にも生息しているから、空中に浮遊している病害菌の胞子は発芽できない。
写真下
今年からSmartMax GreatRay溶液の葉面散布したバラの葉。
完全無農薬栽培。
ダニ、アブラ虫もつかない・・・。
MOG-A1菌が葉圏でも生息するから、葉に付着する空中浮遊病害菌の胞子
は発芽しないで休眠する。
りんご、バラにとって「雨」は・・・慈雨ではなく・・・災難をもたらす雨である。
大自然の露地で生きてきた多年草植物のリンゴ、バラにとって、
雨は・・・文字通りの「慈雨」である。
これを・・・病気をもたらす・・・とんでもない厄病水というのは・・・
トンデモナイ・・・責任転嫁であろう。
雨の降らないところに・・・リンゴは・・・自生していない!
植物生態系、菌社会を削除した果樹栽培が・・・病害菌の発生をもたらした。
同じエリアで単一植物、作物を栽培すれば、早かれ遅かれ・・・
それを「エサ」にする菌、害虫が・・・寄ってくる。棲みつく・・・。
これは、大自然の樹木と手同じである。
しかし自生地の樹木には病害は起こらない・・・
なぜだ!
自生地の地表は「枯れ落ち葉」を分解する木材腐朽菌が主役の世界である。
しかし、農業の圃場の地表には・・・主役の木材腐朽菌が生息していない。
問題は・・・ここである。
写真のバラは・・・・木材腐朽菌を主役にしたから・・・ハマナスの自生地のように、
病気が出ないのである・・・。
黒星病菌を・・・主役にしたリンゴ園・・・。
病気が出るということは、菌がリンゴの葉、果実を食べということに過ぎない。
菌を殺すのではなく・・・眠らせればよいのである。
リンゴ園に絶対王者菌を生息させればよいのである。
ようやく絶対王者菌MOG-A1菌が見つかった!
廃業する前に、MOG-A1菌を使うことを考えてみることである。
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suma-to siken 340